キネステティクスとCPJについて
フランク・ハッチ氏とレニー・マイエッタ氏は、日本でキネステティクスを学びたい人たちのために、教師養成コースを主催し、中心になって活動してくれる人を5年間にわたって探していました。しかし、なかなか教師養成コースを主催してくれる協力者が見つかりませんでした。そこで、ずっとキネステティクスを学び続けていた株式会社CARE PROGRESS JAPANの現代表者の中本に依頼をしました。
中本は、ずっとキネステティクスの素晴らしさを理解していて、褥瘡予防や介助予防、高齢者の健康増進にいかしていきたいと思っていた一人であったので、どのようにしたら、彼らの依頼を受けることができるかを考えました。実は、ヨーロッパに行ってでも、自分自身が教師になりたいとずっと思っていましたので、一人で取ってくるよりも、日本で学びたい仲間と共に活動することは、とても合理的な事だと思ったのです。
教師養成コースのプログラムを日本に輸入するためには、法人契約でなくてはならなかったので、当時在職していた、大学を辞めて、株式会社を設立することにしました。そこで、創始者らの所属する会社である、マイエッタ・ハッチ社とケアプログレスジャパンとの契約が始まりました。
これまでの教科書も改訂され、バージョンアップされたベーシックコースとアドバンスコースが始まりました。
そして、日本初の教師養成コースも始まりました。これまでは、ドイツ語の教科書しかなかったものを、日本語にしなければなりません。概念システムについては、澤口裕二先生がドイツ語から直接日本語に訳して協力してくださいました。教科書は、一旦 フランクとレニーがドイツ語から英語に直したものを、中本が日本語に直し、それを澤口先生に直してもらったり、澤口先生が担当してくださったり、たいへんなご協力をいただきました。
その後、ドイツ語のオリジナルとの整合性を確かめるために、中本がまた英語に直して創始者たちと確認作業を行いながら、常に進化しています。スカイプを使ってこの作業を行うために、時差を計算しながら、やはり夜中または早朝の作業になっています。
動きの学問らしく、教科書にも動きがあります(これが 本当はうんざりするほど大変な作業です。体調を崩してしまったほどです)。でも、この作業にかかわれた事をとても光栄に思います。
2010年9月
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